高齢者や障がいを抱える人にとって外出時のトイレ事情はとても気になるところだ。NPO法人「やさしくなろうよ」(品田直子理事長)では独自に開発した福祉トイレカーの利用を呼び掛けている。
車両はリフトが装備され車いすでの利用も可能。さらには授乳室を備えたものもある。イベント会場への設置要請のほか、高齢者施設の日帰り旅行にも同行。トイレ事情から、これまで外出を制限されてきた人たちの行動範囲は、この福祉トイレカーの登場で格段に広がった。
東日本大震災直後にはNPO法人を通じ、石巻市内の高齢者や障がい者が避難する施設2カ所にトイレカーを設置。また、岐阜県内で開かれた国体会場にも出動要請を受け関係者から高い評価を受けたという。
地域貢献
地域に根差した活動を展開したいと昨年秋からは平日限定となるものの、短時間の外出サポートを実費経費のみで対応している。
品田理事長は「地元・海老名でもより多くの場面で活用してもらいたい」と話している。問合せは同法人【電話】046・235・5200へ。
テーマソング
福祉トイレバイオカーのテーマソングが完成した。つるぎひろしの名で活動する海老名警察署長の小平博さんが作詞、市内在住のクリエーター・吉田一馬さんが作曲を担当した。
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