町工場の職人が金属コマで自社の技術力を競う「全日本製造業コマ大戦」のエキシビジョンマッチが5月25日(土)に東名高速道路下り線の海老名サービスエリア内で行われる。
コマ大戦は、苦境が続く製造業を盛り上げようと横浜市の中小製造業有志らが企画。直径2cm以下の金属製のコマを指で回し、ぶつけ合い、はじかれるなどして「土俵」から出たり、回転が止まった時点で勝敗が決まる。
材料や形状、重さに制限はなく、各企業が独自の技術を生かし、オリジナリティーに富んだコマを開発。大会を主催する「全日本製造業コマ大戦協会」の伊藤昌良副会長によると、長いものになると10分近く回り続けるものもあるという。
2012年に横浜市内で開かれた大会の模様がメディアを通じて報じられると、各地から問合せが寄せられ、2回大会では参加チームが急増。町工場がその技術力を試す場として盛り上がりを見せ、全国から200チームがエントリーし、岐阜県内で航空機部品の製造などを手掛ける(有)シオンが大会を制し、「横綱」の地位に就いた。
3回目となる全国大会は2015年2月ごろに予定されており、25日に催される「海老名場所」はその周知活動の一環。
午前10時から午後6時まで、本郷の(有)大柴製作所、中新田の(株)かどや、中央の(株)日本コンピュータ開発など県央地域の企業が参加し、エキシビジョンマッチが催されるほか、子どもたちに「ものづくりの楽しさ」を実感してもらうことをテーマにしたワークショップも企画されている。
問合せは同協会・伊藤副会長【電話】045・633・1056へ。
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