市野外教育施設 ふれあいの森廃止へ 富士山噴火の危険を考慮
海老名市教育委員会は、市が山梨県富士河口湖町に保有している野外教育施設「富士ふれあいの森」を、2013年度をもって廃止する考えを6月11日の市議会一般質問で表明した。
1995年にオープンした同施設。来年で20年間の土地の賃借契約が切れることから市教委は、施設の老朽化や年間約4500万円の維持費などを鑑み、施設の廃止を4月の市教委定例会に提案した。教育現場では存続を求める声も多く、結論が見送られていたが5月末に施設が富士山噴火の2次避難ゾーンという危険な区域内に位置していることが判明した。結論は6月末の市教委定例会で出される見込みとなった。
市教委によると施設は市内の小中学生など年間約6千人が利用。廃止後は県の施設などの利用を検討するとしている。さらに保護者負担の軽減も考えるという。
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