中央農業高校 3年連続で奨励賞 世界らん展日本大賞
世界20カ国が参加し東京ドームで2月23日まで行われていた「世界らん展日本大賞2014」で、愛好家クラスのディスプレイ部門に出展した中央農業高校(江原洋一校長)の園芸科学科の生徒ら=写真=が手掛けた作品が3年連続3度目の奨励賞に選ばれた。
今回、同校の生徒らは縦6m、横4mのスペースに「優雅な休日」をテーマとして、コチョウランやカトレア、シンビジウムなど、約150株の色鮮やかに咲き誇ったランや観葉植物に、机やイスを並べ、ラン類の手入れをする「庭先の作業場」を作り出した。
質の高いランにこだわり経費を削減するため、作品の花を飾る台などはすべて自身らで製作。また、これまで同校卒業生が主に行っていた設計や材料の確保なども生徒らが中心となって作品を完成させた。
製作のリーダーを務めた笠原健瑚さん(18)=人物風土記=は「3年間『らん展』に携わってきた中でも、一番主体的にやれたこともあり、達成感を感じています」と振り返った。
使用されたランは市内の老人ホームや障がい者施設などに寄付される予定。
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