若者が企画し、若者が参加して海老名を盛り上げていく―。大谷南在住の会社員・三町宣雅代表が立ち上げた音楽イベントを企画する団体「Sapling Music Park Ebina(SMPE)」。市内3高校の在校生、卒業生が実行委員となり、普段は年4〜6回、中央公園でライブイベントを企画し、市民の音楽活動を発表する場として親しまれている。
3月23日には、初めてコンテスト形式のイベント「ビナフェス」を開催した。選考は12月から開始。音源と歌詞による1次審査、映像による2次審査を通過した学生バンドなど8組がフェスに臨み、それぞれが「海老名への思い」をテーマにした課題曲と、オリジナル曲の2曲を発表した。
三町代表は海老名高校の軽音楽部出身だ。「ビナフェスは、私が高校生のときに出場した『YOKOHAMA HOT WAVE FES』がモデル。海老名の音楽の質を高め、目標である『第二のいきものがかり』発掘に近づきたいと考えて企画した」と話す。初のビナフェスを終え「1300人ほどの来客もあり、初めてにしては成功だった。今後も毎年同じ時期に開催していく予定」と三町代表。
ビナフェスがますます認知され、参加者が切磋琢磨し合えば、海老名から「第二、第三のいきものがかり」が誕生する日もそう遠くはないだろう。
義援金を被災地へ
ビナフェスでは、表面に大会のロゴ、裏面にえび〜にゃのイラストを描いたオリジナルピックを作成した。ビナフェスが3月開催ということもあり、実行委員の学生たちが「ピックで義援金を集めよう」と提案。大会当日は300円以上募金した人に配布し、9775円が集まった。
5月8日、三町代表と学生スタッフ4人が市役所を訪れ、集めた義援金を内野優市長に手渡した。義援金は、市の担当課から日本赤十字社を通し、東日本大震災の被災地へ寄付される。
学生スタッフの山口ひなさん(有馬高3年)は、「現地では、私たちと同世代の人も大変な思いをしている。このお金を同世代の役に立ててもらえれば嬉しい」と話していた。
社会人スタッフ募集中
SMPEでは、学生の指導を担う社会人スタッフを募集中だ。毎月1回、日曜日の午前10時から市内のコミセンなどで行われる実行委員会への参加が条件。問合せは三町代表【電話】046・235・5531(18時以降)またはsmp_ebina@tg8.so-net.ne.jp
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