海老名・座間・綾瀬版
公開：2014年10月3日
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今泉中出身の井上さん（右）と林さん（左）
ママチャリの３時間耐久レース「ママチャリ座間ＧＰ（グランプリ）」が９月28日に座間市で初開催され、今泉中学校を卒業した高校３年生、井上湧太さんと林駿樹さんのチーム「今中ＯＢ」が約76Kmを走破し、54チームの頂点に立った。
奉仕団体「座間ロータリークラブ」の45周年事業の一環として開かれた大会。２人以上５人以下の編成で、１周５４８ｍのコースを３時間走り続け、周回数を競った。
中学校時代に、野球部に所属していたという井上さんと林さんは、別々の高校に進学した現在も週２、３回会うほどの「親友」。２人という最少編成にもかかわらず１３９周を走り切り、栄冠を掴んだ背景には、驚異の練習量があった。海老名市と東京ディズニーランド（千葉県浦安市）を、約11時間かけて自転車で往復する練習を重ねたという２人も１００周を越えた段階で足が痙攣したが、「気合」で乗り切った。
初代王者の称号について井上さんは「応援に来てくれた仲間たちの支えがあったから」と感謝の気持ちを話し、林さんは「まさか優勝できるとは」と喜んだ。
「今中ＯＢ」は来年１月に静岡県の富士スピードウェイで開かれる全国大会へ出場する。
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