海老名・座間・綾瀬版
公開:2015年7月24日
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薬師堂は相模国分寺建立とともに国分字宮台の丘の上にありましたが、室町時代に現在のところにうつりました。それ以前に国分寺は僧寺も尼寺も衰えて旧地の堂内に移されていました。
この薬師堂(現在の国分寺)の本尊は約1m75cmの瑠璃光如来の立像で日光、月光の両菩薩と十二神将を従え慈顔を漂わせています。薬師如来は万病を癒し、人の寿命を延ばし、医薬を司る仏として信仰され、奈良時代には釈迦仏とともに絶大な支持を得ていました。左手に薬壺を持ち、右手に施無畏印を結び蓮華台上に立つ彫像。像の材料には隣村の深谷から選んだ「シデノ木」だったと伝えられ、今日でも「シデノ木」の地名が残されています。元慶3年(898年)9月の地震で壊れたため、作り直されたものと推定されています。
参考資料/ふるさとの歴史と文化遺産
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