海老名・座間・綾瀬版
公開:2016年4月8日
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小田急電鉄(株)が3月29日、海老名ドライバーズスクールで「緊急車両安全運転講習」を実施した。
小田急電鉄では、事故等で線路や車両が損傷した際、復旧作業に使用する道具を積んだ「緊急自動車」を所有している。
車の運転に当たるのは、電車の点検や整備を主な業務としている「運転車両部・車両担当」の社員。普段乗車する機会が少ない車を乗りこなせるようにと、同社では7年前から訓練を実施している。
教習所の休校日を利用して行われたこの取り組みには、海老名、相模大野、喜多見の小田急線車両基地から6人が参加。シミュレーターを使用しハンドル操作などを学んだ後、教習所や路上で教官の指導を受けながら実際に走行した。
参加者は「緊急自動車の運転感覚を養うことができた。今日学んだことを生かし、事故等の際も安全かつ迅速に業務を行えるように心がけたい」と話していた。
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