海老名・座間・綾瀬版
公開：2016年7月8日
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真剣に鑑賞する生徒
世界で起きているさまざまな出来事を映像と音楽、語りを通じて伝える「地球のステージ」が、６月28日に海西中学校で上演された。
「地球のステージ」は、市内扇町にある「海老名こころのクリニック」で院長を務める桑山紀彦氏が案内役を務めている。世界の紛争地域や国内の災害被災地などで、医療支援活動に従事した際に撮影した現地の人々の映像を、自作の曲と共に紹介している。
同ステージは６つのシリーズで構成されており、今回は「ステージ２〜国境を越えて〜」編が上演された。占領下に暮らすパレスチナの子どもたちの映画撮影の様子や、イラン地震の被災地で「心の復興」を目的としたサッカー大会のエピソードなどが語られた。スクリーンに映し出される１つ１つのシーンに、同中学の生徒５１０人は真剣に見つめていた。
３年生の女子生徒は「逆境の下、懸命に生きる人々の姿に胸を打たれ、涙が出てきた。機会があったら、他のシリーズも見てみたい」と感想を述べた。
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