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地域包括ケアシステム 相談窓口や検索サイトで支援拡充 介護者が気軽に相談

社会

公開:2020年1月1日

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 近年、「地域包括ケアシステム」という言葉を耳にするが、その概要をつかめていない人は多いかもしれない。海老名の「地域包括ケア」をひと言でいえば、「たとえ医療や介護が必要になっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるよう『医療』『介護』『予防』『住まい』『生活支援』を担う市内5部門の専門家や市民がタッグを組み、『ワンチーム』で支え合うネットワーク」を指す。

 市の高齢化率は2018年1月時点で24・2%となり、今や4人に1人が高齢者という時代。この状況を踏まえ、市は「えびな高齢者プラン21」を3年ごとに策定し、これまで高齢者の健康増進のための脳トレや体操教室、医療と介護の連携、介護保険制度の適正運営などに取り組んできた。

医師会「在宅医療」の橋渡し

 市はプラン7期となる18年4月に市医師会と連携し、在宅医療や介護の疑問・悩みを気軽に相談できる「えびな在宅医療相談室」を市医療センター2階(さつき町41)に開設した。同所では市民から相談を受けると、近隣の医療機関や包括支援センターなどに連絡を取り、相談者と医療機関をつなぐ橋渡しの役割を担っている。相談員を務めるのは、看護師や介護支援専門員。市地域包括ケア推進課は「今後は医師などの専門家による相談機会を設ける。情報提供や調整をさらに充実できれば」と話している。同所への相談は無料。

 問合せは【電話】046・231・8650(平日午前9時〜午後5時。新年は1月6日(月)から)。

便利な検索サイトも

 また、並行して市内6エリアの地域包括支援センターを取りまとめる「海老名市基幹型地域包括支援センター」を市社会福祉協議会に委託。同所では「医療・介護・生活資源総合検索システム」(【URL】https://chiiki-kaigo.casio.jp/ebina)を開設し、情報の集約や発信に注力している。

 同サイトでは介護する家族らがショートステイや在宅サービスなどの「空き状況」がリアルタイムで分かるほか、「認知症診療を受けられるクリニック」などの医療情報を簡単に得られる。

 同センター担当者は「今後は他機関との連携を図り、特に医療の情報を増やしていく予定なので、サイトを有効に活用してほしい」と話す。
 

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