海老名・座間・綾瀬版
公開：2020年3月6日
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神田ティダラさん（右）と水上ちとせさん（左）
各地でイベントの中止や延期が相次ぐなか、開催に向けて準備をしてきた人も少なくない。綾瀬市に住む神田ティダラさん（39）は、２月23日に綾瀬市で開催予定だった「第21回あやせ国際フェスティバル」に向け、母国のタイと日本での暮らしを紹介するスピーチの練習を続けていた。
日本語教室(同市寺尾台)の仲間に勧められ昨年初めてフェスティバルに参加した神田さんは、関係者の勧めでスピーチへの参加を決意。雪を初めて見たことや寒さが苦手なこと、イチゴ狩りが大好きなことなどを日本語にまとめ、実行委員会の水上ちとせさんのアドバイスを受けながら練習を重ねてきた。神田さんは「スピーチが無くなってホッとしたけど残念。コロナは怖くて心配だけど大丈夫。来年またやりたい」と話していた。
中止になった国際フェスは、綾瀬に住む外国人と日本人の相互理解と交流を促すために毎年開催されている。歌や踊り、食や生活雑貨などを会場で楽しみ、日本人は外国語、外国人は日本語でスピーチしている。
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