座間市の、ごみ収集職員に「ありがとう」のメッセージが続々と寄せられている。座間市クリーンセンター(津田啓介センター長)によると、メッセージは4月25日ごろから収取場で見かけるようになった。袋に直接書かれたものも含めると5月12日までに約70通に及ぶという。
手書きの「表彰状」で感謝を伝えたり、ビニール袋に入れた手紙を置く人もいる。子どもや高齢者からのメッセージも多く「きびしい状況の中お仕事ご苦労様です」「暑い中ゴミをとりにきてくれてありがとう」「コロナで大変な中ご苦労様です」といったお礼や激励の言葉が並ぶ。
収集場所でメッセージを手にした職員は「以前から言葉をかけてくださる人はいたがメッセージを見たのは初めて。袋から感染しないか心配もあるが、誇らしい気持ちになれた」と、市民の気配りに一礼した。メッセージはすべて回収し、保管していて「何かの機会にお披露目できれば」としている。
座間市クリーンセンターは入谷西の旧市役所跡にある。可燃物、容器プラスチック、ペットボトルを収集している。可燃物は往復1時間かかる海老名市本郷の高座クリーンセンターまで運んでいる。
朝8時半から一斉に開始していた収集作業は現在、9時半からを含む2班体制で対応している。感染リスク軽減のためマスクと手作りのフェイスシールドを着用しているがマスクは不足し、外出自粛により、ごみの量は増加しているという。
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