座間市社会福祉協議会(社協)が15日、コロナ禍で支援が必要な世帯を救うため、食料の寄付を受け付ける「フードドライブ」を開始した。市内のNPO法人「ワンエイド」(松本篝理事長)と連携している。
同NPOでは2016年から、寄付された食料を必要な人に無償で渡す「フードバンク」に取り組んでいる。
「コロナ禍で依頼が増え、食料の備蓄が不足している」現状を聞いた社協が、食料品店などに協力を呼びかけフードドライブを緊急企画した。
各地域を1日ずつ回り、サニープレイス座間とイオンモール座間では22日(月)から26日(金)まで毎日寄付を受け付ける。
長期にわたる学校の休校で食費が圧迫された家庭からの「SOS」が増加。支援の需要が供給を上回り、備蓄食料が不足している。社協の担当者は「食品の廃棄を減らすことにもつながる。支援に回せる食料があれば、どうかご協力を」と、呼び掛けている。
未開封、常温品
寄付の対象は、米、乾麺、調味料、粉ミルクなどで、賞味期限が1カ月以上ある、未開封で常温保存のもの。おかずになる缶詰やふりかけが特に不足しているという。
(問)市社協【電話】046・266・2001
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