座間市相武台に今年6月にオープンしたカフェ「リンクス」で、壁一面を使って防災グッズが常設展示されている。
カフェは、就労移行支援などを行うNPO法人きづき(岩田文子代表)が運営。ざま災害ボランティアネットワーク(濱田政宏代表)が手掛ける展示コーナー「本気防災そなえ亭」では、簡易トイレやランタンなどを実際に触ることができ、防災を呼びかけるパネルも飾られている。
「講演会や避難訓練は防災意識を高める良い機会だが、時間が経つと忘れてしまう。日常の中で防災を考えられる場所を作りたかった」と岩田代表は話す。両者は連携して防災を学ぶイベント「防災カフェ」を7年前から市内で定期的に開催。人々が集う場所で防災への理解を深めてもらうため、イベントを発展する形で実店舗のオープンに至った。岩田代表は「ようやく『場』を作ることができた。コーヒーを飲みながら、ゆっくりと展示を見て欲しい」と笑顔を見せた。
濱田代表は「コロナでも災害は来る。生き延びる知恵は継続して伝えていくことが大事なので、このような場が設けられて嬉しい」と話した。今後は防災に関するワークショップも開催予定。
営業は午前10時から午後6時。土日祝休業。(問)【電話】046・244・6130
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