海老名・座間・綾瀬版
公開:2021年5月28日
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座間市の若菜成之さん(67)の小麦畑が色づき、例年より10日ほど早く収穫期「麦秋」の季節を迎えた。
若菜さんは市内唯一の小麦生産者で、うどんや菓子用の「さとのそら」、パン用の「ゆめかおり」などを4カ所計1万平方メートルの畑で生産する。元農協職員で国産小麦の生産を奨励する立場にあった若菜さん。代々農家で父親には手間やコスト面から生産を反対されていたが、父の死後に決心し生産を始め、今年で22年目になる。
今年は色づきが早いため、田植えの時期と重なり大忙し。「出来は良い」と笑顔で黄金色の畑を眺めた。収穫後は、脱穀や検査を経て7月には店頭(米ディハウス座間、栗原)に並ぶ予定。
市役所食堂で提供
若菜さんの小麦で作ったうどんは、座間市役所の食堂「みんなのやまちゃん」で提供されている。若菜さんは「食堂用に特注した角麺。食感を楽しんで」と話した。
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