座間市は14日、新型コロナウイルスワクチン接種推進課を新設した。65歳以上への接種準備にあたってきた職員12人の兼任や併任を解き、新設課の専属とし、企画政策課長が同課の課長に異動して体制を強化した。
座間市は今年1月20日に、健康づくり課内に新型コロナワクチン接種担当を新設。全庁から12人の職員を集めて65歳以上の接種に向けた準備を進めてきた。
12人はいずれも所属課との兼任や併任で、健康づくり課長が班長を兼務していた。今回の人事では12人の職員をそのまま新設課に異動させ、新たに管理職ら4人を加えた16人体制とした。市職員課は「接種の対象範囲がこれから64歳以下にも広がるなか、遅れをとらないための組織新設」とし、佐藤弥斗市長の強い意向を踏まえた人事、とした。
座間市では5月30日から市内3カ所で集団接種を開始。個別接種は市内29の医療機関で進められている。
市によると65歳以上の接種対象者は3万5338人で6月14日時点の接種率は24・9%、2回完了は2・8%。7月末までに高齢者の接種を完了する政府目標に対しては、2割程度が8月以降の完了になるという。
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