海老名・座間・綾瀬版
公開：2021年10月29日
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漢詩を詠む岡田さん＝県立谷戸山公園
座間市入谷東の県立座間谷戸山公園の里山体験館に、公園の四季の風景を詠んだ漢詩が書かれたホワイトボードがある。
漢詩の作者は座間市在住の岡田泰男さん（83）。２００２年からホワイトボードにオリジナルの漢詩を紡ぎ続け、これまでに読んだ漢詩は５千首を超える。
活動を始めた60代の頃は毎日のように書き換える日もあったというが、今は大病の影響もあり週に１回の更新にとどまっている。
漢詩は40代で始めた趣味だったが、年を経るごとに熱中。谷戸山公園に漢詩を残し始めたのは、「多くの人に魅力を知って欲しい」という想いから。意味が分かりやすいようにと注釈をつけるようにもなった。
岡田さんは「時折、詩をメモ帳に書き写していく人を見かける。誰かが楽しみに詩を待ってくれていると思うと頑張れる」と話した。
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