海老名・座間・綾瀬版
公開：2021年11月12日
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環濠を見る来場者
国指定史跡の神崎遺跡（綾瀬市吉岡）で11月６日と７日、今回で最後となる環濠の公開が行われ６２０人が訪れた。
環濠は弥生時代の遺跡に見られるもので、自衛のためムラを囲むように作られた幅、深さとも２メートルのＶ字型の溝。これまでは不織布や保護材を敷き詰め、年に一度掘り返して保存状態を確認するモニタリング調査を続けてきた。しかし風雨による崩壊のリスクが増したことから土を埋め戻すことが決まった。
２０１７年から続けてきた一般公開も今回が最後。埋め戻しは11日頃に行い、土の上には防水シートをかける。市担当課は「まだまだ謎の多い遺跡なので、今後も注目してほしい」と述べた。
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