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鎌倉版 公開:2015年1月1日 エリアトップへ

鎌倉青年会議所の新理事長に就任した 川島 吉弘さん 藤沢市在住 37歳

公開:2015年1月1日

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「百花斉放」でまちづくり

 ○…昨年、50周年を迎えた鎌倉青年会議所(JC)。20〜40歳の青年経済人が、様々な地域活性化に取り組んでいる。1月1日付で新理事長に就任した。「今は不安より楽しみが大きい。次の世代にどのようなまちが残せるのか。仲間とともに考え、行動したい」と意気込む。今年度のテーマは「百花斉放」。「メンバーはそれぞれ多様な経験、知識を持っている。一人一人が力を発揮すれば、できないことはない」と力強い。

 ○…鎌倉で生まれ育った。大学卒業後、新潟で約2年間のサラリーマン生活を経て、父が営む給排水設備の会社へ。その後、父が他界したこともあり、現在は叔父が社長を務める(株)神中運輸(大町)の池子作業所所長代理として、ペットボトルのリサイクルに必要な中間処理の仕事に従事する。JCに入会したのは28歳の時。「大好きな鎌倉のために何かしたいと思っていた」ところOBである父に勧められた。もともと小・中学校、大学で野球に打ち込んだ根っからの体育会系。「一度決めたことはとことんやる、JCの空気があっていた」と笑う。

 ○…2008年、JCが毎年、高徳院で行っている「慈善茶会」の責任者を任された。半年がかりで準備を重ね、無事終了した時には思わず男泣き。「ともに事業に取り組んだメンバーとの絆がより強くなったと感じた」と振り返る。JCで過ごす濃密な時間は、人生でかけがえのないものになっているようだ。

 ○…2年前に結婚し、現在は妻と藤沢市内で暮らす。茶道をたしなむ妻から手ほどきを受けることも多いほか、最近は知人から頼まれ、流鏑馬・武田流の大日本弓馬会で運営の手伝いを始めたという。「伝統文化に触れると、日本人が受け継いできた心を知ることができる。興味深いことばかり」と微笑む。同じく先人からたすきを受け取った故郷・鎌倉をより良いまちにしたい―。その情熱を胸に勝負の1年に臨む。

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