神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2023年11月24日 エリアトップへ

「第30回キネコ国際映画祭」短編部門でグランプリを獲得した にじたろうさん(本名:戸塚太郎) 今泉台在住 47歳

公開:2023年11月24日

  • X
  • LINE
  • hatena

みんなの幸せ、映像に

 ○…子どもたちの反応が薄かったら、「ほしぐま」アニメの制作は辞めようと思っていた。そう覚悟を決めて臨んだ国内最大規模の子ども向け映画祭「キネコ国際映画祭」の短編部門でグランプリを受賞した。星の世界で暮らすクマのアニメを10年以上制作し続けたことが実を結び、「神様からまだ続けなさいと言われた気分。制作はこれからも続けていきたい」と口元を緩める。

 ○…物心がついた時から絵を描くことが好き。幼稚園の先生が絵を喜んで飾ってくれたのがうれしかった。小学生の頃には父親と映画館へ行き、スピルバーグ監督の作品に親しんできた。実写のように背景画を描くマットペインティングの技術に魅了され、進学した武蔵野美術大学で映像学を本格的に学ぶ。卒業後は写真スタジオでCG制作の技術を身に付けた後、CGクリエイターと母校の講師を兼任している。

 ○…手がけるアニメのテーマは「家族の絆と愛情」。ほしぐま親子のモデルとなっているのは、実弟とその息子で、日常の様子を描写する。作品づくりには家族も関わり、母と弟からアドバイスをもらうことで、客観的な視点を取り入れる。また親戚が一堂に会す時には、亡くなった祖父が満州で覚えた餃子300個を皮から作るのが恒例。「家族や親戚と過ごす時間が一番幸せ。作品でも表現していきたい」

 ○…朝から晩までストイックにパソコンに向かう日々。だからこそ友人から誘われた時には、積極的に参加して気分転換する。映画は心のよりどころで、切り離すことのできない存在。109シネマズでは、本編上映前に全10話の「ほしぐま」アニメが公開されたことも。「映画館の大きなスクリーンで、楽しさと感動を与えたい」。これからも挑戦を続けていく。

鎌倉版の人物風土記最新6

杉内 重太さん

鎌倉湘南地区のコンソーシアムサポーターを務める

杉内 重太さん

西鎌倉在住 72歳

5月3日

杉内 重太さん

鎌倉湘南地区のコンソーシアムサポーターを務める

杉内 重太さん

西鎌倉在住 72歳

4月26日

斉藤 正朗さん

鎌倉商工会議所青年部の会長に就任した

斉藤 正朗さん

横浜市在住 44歳

4月26日

松原 駿吾さん

鎌倉青少年会館のリニューアル実行委員を務める

松原 駿吾さん

鎌倉学園高校 15歳

4月19日

尾林 功二さん

鎌倉市バスケットボール協会の会長に就任した

尾林 功二さん

山崎在住 53歳

4月12日

森 文男さん

鎌倉警察署長に就任した

森 文男さん

市内在住 59歳

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月5日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook