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鎌倉版 公開:2011年1月1日 エリアトップへ

公益社団法人鎌倉青年会議所の2011年度理事長を務める 石井 紀彦さん 岩瀬在住 34歳

公開:2011年1月1日

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「新たな鎌倉JCを」

 ○…27歳で(社)鎌倉青年会議所(以下、鎌倉JC)に入会し、34歳で理事長に。鎌倉JCの中でも若い世代としての就任だ。今までもJC内の各委員会で委員長を4回務め、「現場を経験して、鎌倉JCが地域からどう見られているのか実感してきた」と自分たちの活動を冷静に見つめる。

 ○…2011年度のテーマを「新たなる礎の創造」と掲げた。今年度は鎌倉JC設立47年目となり、「50年目を迎えるための大切な時期。この節目には過去10年間の集大成となるようなものをやりたい。今までの歴史と伝統を受け継ぎ、地域に必要とされる事業を展開することで、まちづくり運動の新たなる礎を築きたい」と話す。7人の会員が卒業することもあり、「新たに会員を増強したい」と課題も持つ。

 ○…入会したきっかけは父親や現役会員に勧められたから。「最初は仕事につながるかなという気持ちもあったが、それだけではない幅広い人脈を得ることができた。JCは卒業後も地域に貢献できる人間となるための人材育成の場だと思う」と、その存在理由について熱く語る。今まで理事長が代わる度に事業も変わり、地域からの評価を得にくい一面もあった。「今後は継続的に事業を続けていけるような体制を築きたい」と、「中期ビジョン創造委員会」を立ち上げた。また、引き続き、青少年の育成に注力していく。権限が強いと言われる理事長職についても「裁量を縮小し、理事長の権限で事業が決定する体制から脱し、ある程度事業に一貫性を持てるようにしたい」と、組織のあり方についても考えを持つ。

 ○…本職は生家の印刷会社で営業を務めているが、仕事後もJCの会議などで多忙の日々。「忙しい」と苦笑いするが、休日は子どもとも遊び、家族サービスは欠かさない。しかし、話は自然とJCの話題に。「もっと地域の人に鎌倉JCを知ってほしい」とその情熱は尽きない。
 

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