神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2011年9月30日 エリアトップへ

10月から始動する湘南童謡楽会の代表 宮崎 隆典さん 笛田在住 67歳

公開:2011年9月30日

  • X
  • LINE
  • hatena

音楽も農業も研究から

 ○…鎌倉と藤沢を中心とした、「湘南童謡楽会」が10月から始動する。会員全員で童謡を歌う定例会を毎月開催する。湘南地域に避難している被災者の無料招待を行う予定で「童謡で癒しを感じてもらえれば」と話す。

 ○…熊本県出身。早稲田大学進学とともに上京し、文章を書くのが好きなことから読売新聞社に就職。婦人部に配属され、食と農について取材活動をし、記事を書いた。その後、「生涯一記者として現場でペンを持ちたい」とデスクのポストを蹴り、フリーライターに転身。農業関係のコラムを雑誌に寄稿したり、アメリカの農業について書いた「環太平洋米戦争」など著作を出版している。

 ○…2003年、NHKの永六輔さんの番組「人はなぜ歌うか」に感銘を受けた。「『人は元々、歌うことで気持ちを伝えていた』という話にはっとした」とし、妻と、音楽好きの知人合わせて4人で研究会を結成。これが童謡楽会の原型となる。わらべ歌などを中心に研究を行った。そんな折、地域の童謡のコンサートに足を運ぶ。「昔、母と『早春賦』を歌ったのを思い出し、ぐっとくるものがあった。感動した」とし、「童謡の素晴らしさを広めたい」と決意。5年前から定例会の構想を練りはじめ「コンサートよりももっと気軽に地域の人が童謡に触れ合える機会を」と開催にむけて始動した。「多くの人と一緒に歌って楽しみたい」と意気込みを語る。

 ○…現在は妻と2人暮らし。「故郷が山の中だったから、海に強い憧れがあった」とし、鎌倉には約30年前に越してきた。七里ガ浜海岸にはよく散歩に出掛ける。「天草とかが採れるので食卓が華やぐ」と話す。また、長年農業の研究と取材を行うなか「自分もやってみないと判らない」と感じ、茨城県で農地を借りた。最近では週末、農作業に出掛けるのが日々の楽しみ。「ミイラ取りがミイラになってしまった」と笑った。
 

鎌倉版の人物風土記最新6

杉内 重太さん

鎌倉湘南地区のコンソーシアムサポーターを務める

杉内 重太さん

西鎌倉在住 72歳

5月3日

杉内 重太さん

鎌倉湘南地区のコンソーシアムサポーターを務める

杉内 重太さん

西鎌倉在住 72歳

4月26日

斉藤 正朗さん

鎌倉商工会議所青年部の会長に就任した

斉藤 正朗さん

横浜市在住 44歳

4月26日

松原 駿吾さん

鎌倉青少年会館のリニューアル実行委員を務める

松原 駿吾さん

鎌倉学園高校 15歳

4月19日

尾林 功二さん

鎌倉市バスケットボール協会の会長に就任した

尾林 功二さん

山崎在住 53歳

4月12日

森 文男さん

鎌倉警察署長に就任した

森 文男さん

市内在住 59歳

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook