神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2022年6月17日 エリアトップへ

60周年を迎えた鎌倉交響楽団のコンサートマスターを務める 五味 俊哉さん 岩瀬在住 53歳

公開:2022年6月17日

  • X
  • LINE
  • hatena

一体感を追い求めて

 ○…発足60周年を迎える鎌倉交響楽団で、コンサートマスターを務める。オーケストラの演奏で、指揮者と演奏者をつなぎ、演奏の進行や調整を行う「コンサートマスター」。演奏中の息の合わせ方や微妙なニュアンスを決定し、演奏を整える役割を担う。「コンサートマスターは、優劣を競うものではなく、正解もない。一体感が出た時が一番のやりがい」と語る。

 ○…幼い時にバイオリンを習い始め、中学校ではクラシック音楽部に入部する。皆で音を合わせるアンサンブルや合奏に魅了され、大学では交響楽団に所属。社会人になり、休日の土日に活動する楽団を探していたところ、地元の鎌倉交響楽団と出合う。入団から30年が経過し、「当初は、自己顕示欲もあり、目立ちたい気持ちを抱いていた。今は、ピュアに音楽を楽しみ、心の中を表現することを大切にしている」と気持ちに変化が生じた。

 ○…「南極大陸以外は訪れたかな」と出張や旅行を通じて、海外へ頻繁に行った。パプアニューギニアでは、「バイオリンを初めて見る人がほとんどで、どんな楽器なのか興味を持たれた」と振り返る。出張の時にはバイオリンを持参し、ホテルのロビーやホームパーティーで演奏を披露し、仕事で接する人が演奏する意外性を見せてきた。

 ○…同楽団は、20代から80代の約120名が在籍し、「メンバーの仲が良く、パート間の壁がないところが強み」と語る。また、持続的な成長と挑戦をモットーに掲げ、「いろいろな曲に挑戦していきたい」と意気込み、次の節目を見据えている。一体感のある演奏をつくりだす立役者として、若手のパワーと、ベテランの経験を合わせたハーモニーを目指していく。

鎌倉版の人物風土記最新6

杉内 重太さん

鎌倉湘南地区のコンソーシアムサポーターを務める

杉内 重太さん

西鎌倉在住 72歳

5月3日

杉内 重太さん

鎌倉湘南地区のコンソーシアムサポーターを務める

杉内 重太さん

西鎌倉在住 72歳

4月26日

斉藤 正朗さん

鎌倉商工会議所青年部の会長に就任した

斉藤 正朗さん

横浜市在住 44歳

4月26日

松原 駿吾さん

鎌倉青少年会館のリニューアル実行委員を務める

松原 駿吾さん

鎌倉学園高校 15歳

4月19日

尾林 功二さん

鎌倉市バスケットボール協会の会長に就任した

尾林 功二さん

山崎在住 53歳

4月12日

森 文男さん

鎌倉警察署長に就任した

森 文男さん

市内在住 59歳

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook