鶴見区版 掲載号:2018年3月8日号
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横浜市教育委員会から感謝状を受けた生麦小・三麦会など地域での活動を楽しむ 寺内 克彦さん 北寺尾在住 61歳

交わる楽しさに魅せられて

 ○…生麦小学校在校児童の父親らを中心に、自主企画イベントや学校・地域行事の手伝いなどを行う三麦会。「最初は何をしているか知らなかった。PTAと同じで当然入るものだと」。加入当初を笑って振り返る。今年卒業の長女が入学してから6年。昨年から会長を務めるが、「音頭取りだけ」と周囲の協力に感謝する。

 〇…建設会社で勤務する現役の会社員だが、三麦会のほか、町会の副会長、青少年指導員としても活動する。どれも共通するのは「やってみたら楽しかった」ということ。地域の祭りに学校行事、子どもたちに体験してほしいと関わったのが始まりだ。「少しは手伝わないと」。一歩踏み入れたら、どっぷりとハマった。「学校では、会などに入っていないと、父親同士の交流はゼロに近い」。初対面の気遣いが苦手としながら、その先にある楽しさが勝る。

 〇…交流する面白さに気づいたのは、離婚を経験したから。仕事にやりがいを見出していた企業戦士だった。でも一人になり、バカらしさを感じた。周囲と交流する真逆の人生。「こんなに楽しかったんだ」と発見した。「人生二度楽しんでいる」と笑う。そんな中、最近夢中なのは山登りだ。妻と娘2人、4人で出かけ、山中泊も。自分が楽しむ姿を見せ、家族もハマらせた。「娘たちには、山以外にも連れていけと言われるけど」とおどける。

 〇…子どもは地域で育てるということが見直され始めていると感じる。学校では身につかない社会性もある。親として、大人として伝えるのは大切なこと。「体で感じて、受け継いでもらえれば」。今後も地域での活動は続けるつもりだが、実は先日引っ越した関係で、これまでの役は年度末に降りる。区域外会員となる三麦会以外は一から。「急に入ってできるものじゃない。ゆっくり良い関係を築かせてもらえれば」と新天地に思いを寄せる。「面倒も楽しみも連鎖する」。その背中で、楽しさを伝えていく。

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