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鶴見区版 公開:2013年8月8日 エリアトップへ

「青少年のための芝居塾公演」で演出などを手掛ける 笹浦暢大(のぶひろ)さん 豊岡町在住 35歳

公開:2013年8月8日

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市民演者の成長導く

 ○…公募で集まった小・中・高生などが、出演から舞台裏の制作まで経験し、公演を目指す「青少年のための芝居塾公演」。演出などを担当し、100人近くいる出演者をまとめ上げている。8月17日からの本番を前に、それまで週2回だった稽古は、今は毎日朝から夕方まで取り組んでいる。「明るく、楽しく、真剣にやることを大事にしている。時には厳しく指導もする」。稽古の合間に行った取材の中でも、出演者に対してビシビシと指示を飛ばす。その度に大きく張り上げる声には、熱が入る。

 ○…北海道で生まれ、生後間もなくして藤沢市へ。結婚を機に鶴見に住み始めた。芝居と関わるようになったのは、18歳から。市民が出演できるミュージカルなどに参加するようになった。芝居に魅かれた理由の一つは「生で表現することにふれてみたい」という思いだったという。現在はプロとして演出家や舞台監督などを務め、市民参加型ミュージカルを始めとする多くの舞台に関わるほか、演劇教育にも力を入れる。

 ○…家庭では、妻と2人の子を持つ父だが、「常に4、5本芝居を抱え、ほぼ365日働いている」ため、なかなか家族サービスはできない。「家族の理解があるからやれている」と顧みる。読書好きで、移動中は本が手放せない。年間100冊以上は必ず読んでいるという。選ぶのは、その時関わっている芝居のジャンルに合った本。「常に芝居のことを考えているということかな」と笑う。

 ○…市民参加型のミュージカルには、演技経験がほとんどないからこそ生まれるものがあるという。「市民の芝居は、プロのものよりも、演者の感動や成長が見えるから面白い」。芝居塾に参加する子どもたちにも、演劇を通じて何かを学んでほしいと願っている。「ミュージカルじゃなければ体験できない感動がきっとある」。そう期待をこめ、いきいきと稽古に打ち込む子どもたちを見守る。

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