「鶴見のまちの大遠忌」連載【2】 地域にも開かれた禅苑 豊かな文化、次世代へ文・写真 大本山總持寺大遠忌局
大本山總持寺には全国各地から現在百五十名ほどの修行僧がおり、日夜生活をともにしながら禅の修行に励んでいます。また一般の方や外国からの訪問者にも坐禅や研修の門戸を広く開いています。
降誕会(花祭り)、春秋彼岸会、盂蘭盆会、報恩大授戒会、寒行托鉢等の年間を通じての行事は、いずれも禅師様はじめ役寮(指導役の僧)・修行僧が一団となって古式に則り行われ、年年歳歳、人が変わっても途切れることなく営まれています。
また、開かれた禅の道場としての一面を持つ總持寺は、修行するだけでなく、地域社会とともに歩んでいく姿勢も求められており、そのため地元地域に溶け込み、人々と交流する創意工夫を怠ることなく現在に至っています。自己の修行のみならず、広く人々の幸せと安寧を願い積極的な活動を同時に行っているのです。
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