なかはらミュージカルの青年部初代リーダーに就任した 古尾谷 和音さん 木月在住 21歳
演者と裏方の両輪で挑む
○…区の歴史を題材に区民らがオリジナル劇を演じるなかはらミュージカル。学生ボランティアを運営により生かすことを目的に新たに立ち上げた。練習の補助や外部に出張し行う企画、次年度の舞台で行う題材探しなどを担う。「どんな風にミュージカルを作っていくのかを知り、運営に携われるいい機会。このチャンスを生かして団体が長く続くような挑戦をしていけたら」と意欲を見せる。
○…小学生の時に募集のチラシを目にしたことがきっかけで、約10年前からミュージカルに参加し続けている。鑑賞が趣味でDVDを毎週見ていた時期も。「ミュージカルの王道だけど、レ・ミゼラブルが一番好き。学業が落ち着いたら直接見に行きたい」。そんな素晴らしい舞台も裏方がいることで成り立っていることも心得る。中学生の時は、部活動が多忙な中でも、学生ボランティアとしてサポート。「裏方がいるからこそより良いものになると実感して、ありがたみが増した」
○…音楽好きの両親が付けてくれた名前もあり、中高と吹奏楽部に入部し、テナーサックスに打ち込んだ。好き嫌いなく何でも聴くが、いろんな音楽文化を取り入れるJ―POPが特に好き。SixTONESはファンクラブに入るほど夢中で、「チケットが全然取れないけど、いつかコンサートにも行ってみたい」と当選を待ち望む。
○…子ども好きで、将来目指すは小学校の先生。「ミュージカルの活動で小学生と接する中で教育への興味がわいて、教えたいという思いが芽生えた」。大学では芸術学部音楽学科音楽教育コースを専攻。一人一人の可能性を引き出せる教員を志しながら、ミュージカルを支える裏方としても演者としても挑戦を続けていく。
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11月29日