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「無痛分娩」(1) 愛育病院 院長 井澤秀明
女性の一生のうちで大切なイベントの一つが分娩でしょう。しかしながら分娩は「命がけ」の仕事であり、苦痛に耐えなければなりません。そのため、欧米では、無痛分娩を選択する女性が圧倒的に多いのです。先日英国のキャサリン妃が無痛分娩で日帰り出産されたことも話題になっています。
無痛分娩の特徴は【1】陣痛の痛みが軽減できる【2】分娩時間が約2分の1から3分の1になり体力に消耗が少ない(産道が柔らかくなるため高年初産の方も経膣分娩できる可能性が高くなる)【3】分娩監視装置を常に使用しリアルタイムで母子の状態を把握できる【4】緊急に帝王切開が必要になった場合、速やかに対応できる、などです。無痛分娩は硬膜外麻酔法を用いて、下半身の痛み(陣痛)を取り除きますが、意識ははっきりしています。そのため落ち着いて分娩に臨むことができ、赤ちゃんが徐々に産道を降りてくる感覚が実感できます。女性は「生んだ」という喜びを満喫できます。
(4回連続掲載)
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