中学生の地元硬式野球チーム「海老名リトルシニア」(飯塚良二監督)が10月1日、南関東支部(神奈川・静岡)の56チームで争われた「秋季大会」で優勝を果たした。同大会を制するのは創設以来、初の快挙。チームは今後、関東大会に駒を進め、16日に東京神宮(東京)対友部(茨城)の勝者と対戦する。
今夏、全国ベスト4を飾った海老名リトルシニア。主体となっていた3年生が引退し、新体制での初陣となった。新チームになっても全国経験者5人を擁する同チームは、優勝候補の筆頭として大会に臨んだ。
今年のチームについて飯塚監督は「着実な攻撃と堅守が持ち味」と分析するように、今大会3回戦まで危なげない試合運びで勝利を収めた。準々決勝では秦野シニアに苦戦を強いられるも3対2で接戦をものにし、準決勝では大量得点を上げ、駒を進めた。
決勝の相手は強豪・戸塚シニア。相手バッテリーに打線は沈黙し、ノーヒットのまま試合は展開。ようやくヒットが生まれたのは終盤となる6回。フォアボールなどで出塁したチャンスの場面で3安打を集中して放ち、2点を奪取すると、そのまま逃げ切り栄冠を手にした。
飯塚監督は「ワンチャンスをものに出来た劇的な勝利。1試合1試合選手たちが成長していくのを感じた大会で、防御率も高く、ピッチャー含め全員野球で本当に良く頑張ってくれた」と選手たちを称えた。
主将を務める久保田優之介選手は「ヒットが3本しか出ず、本当に苦しい試合となった決勝戦だった。日頃からチームが一丸となるよう意識してきたのが、ここへきて攻守にわたり、その想いが出た。信じられないような劇的勝利ができ、嬉しい。関東大会でも良い成績が残せるようチームをまとめていきたい」と意気込んだ。
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>