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海老名総合病院レポート 今年の役割と抱負を語る 取材協力/服部智任病院長
―新年明けましておめでとうございます。就任2年目の昨年を振り返り、いかがでしたか?
昨年は、海老名での業務はもちろんのこと座間総合病院との連携構築や「救命救急センター」の準備などあり、多忙な1年でした。座間総合病院との連携につきましては、患者様にもご理解いただき、比較的スムーズにすすめることができたと思います。
―座間総合病院の開業で、座間市内の救急搬送率が上がるなど順調に成果を上げているそうですね。4月に開設を予定している海老名の「救命救急センター」について教えてください。
「救命救急センター」は脳卒中や心筋梗塞など重篤患者に対して高度医療を提供する機関です。県央二次医療圏(海老名・綾瀬・座間・大和・厚木・愛川・清川)は県内で唯一、これを持たないエリアでした。当院では今年4月にセンターを開設し、県央の医療体制向上という大きな役割を担っていきたいと思います。
―進捗はいかがですか?
施設・人員の準備が整い、今月半ばから試験運用を開始いたします。東海大学病院と連携を図っていることもあり、順調に進んでいる状況ですね。センターの開設により、当院が掲げるテーマ「断らない救急」を、さらに目指せる体制になると思います。
―現在の救急医療の状況について教えてください。
一昨年は7千件、昨年は8千件の救急患者を受入れました。高齢者の増加が要因となり、受入れ件数も年々増加しています。一方、救急患者の7割が「軽症」であることから、本当に必要としている人のためにも救急車の適正利用を病院側からも周知を図り、地域の方がより安心して暮らせる環境を提供できればと思います。
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