海老名・座間・綾瀬 コラム
公開日:2019.11.01
真打噺家・林家たけ平のちょいと一服
(八)具の名から生まれた蕎麦って?
まもなく冬でございます。古典落語「時そば」は、落語を知らない方にも有名で、また、冬を代表する噺の一つ。
ところで、当時、担いで歩く蕎麦屋さん(私の頃はラーメン、チャルメラでした)について、突然ですがクイズです。さて、当時の移動蕎麦屋さんの蕎麦の具は何だったでしょうか?
答えは海苔か竹輪。理由は移動式なんでなるべく軽い物しか運べないからこの2つの具になったのです。天麩羅蕎麦といえば、天麩羅はイカが多かったそうです。イカの天麩羅を食べようとするとなんと中にイカが入ってない…そんな乱暴な蕎麦屋もあったそうな…。イカが入ってるか、箸でころもをぐちゃぐちゃにして、ころもがぐちゃぐちゃになってしまったのがタヌキソバの原点。箸で崩したら天麩羅のタネが入ってない、あ、騙された!つまり、化かされた…。タヌキのように化かしたから、これが「タヌキソバ」になりました。
もしくは、タネ抜きそばが転じてタヌキソバになったそうです。
こんなことをまた知っていただくと落語、更に楽しくなると思います。これで、また、チコちゃんに叱られずに済みますね(笑)。
ピックアップ
意見広告・議会報告
海老名・座間・綾瀬 コラムの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











