綾瀬市の古塩政由市長(68)が1日、同市文化会館で開かれた後援会主催の新春のつどいに出席し、支持者ら約300人を前に市政報告した。今年7月の任期満了を前に自らの去就は明言しなかったが、3月中に意向を示す考えを本紙に明らかにした。
この日の新春のつどいには市議15人のほか国・県の議員、連合や職員組合の幹部らも出席した。来賓を代表して松澤堅二市議会議長(公明党)、自民党の綱嶋洋一県議、甘利明代議士、島村大参議院議員、中西健治参議院議員が壇上であいさつ。今夏の市長選を念頭に古塩氏の再選に言及する来賓も複数いた。
こうしたなか古塩氏は教育、福祉、農商工業、まちづくりなど3年半で取り組んだ事業の実績を示し、「成果が出てきているのは皆様の支援のたまもの」と謝意を示した。そのうえで「これまでの流れは変えない」と述べ、今後の市政運営に意欲を見せた。
新年度は外国人との共生や歴史を生かしたまちづくり、(仮称)綾瀬スマートIC開通を見越した道の駅の整備などを進め、年度内に移転する同市消防庁舎跡地(同市深谷中)に新たな商業施設を誘致する考えを明らかにした。
古塩氏は笠間城治郎前市長から後継指名を受け2016年7月に市長に初当選。1期目も3年半が経過し、今年7月に任期満了が迫っている。この日、本紙の取材に応じた古塩氏は自らの去就について「3月には明らかにしたい」と述べた。
任期満了に伴う綾瀬市長選挙の日程は2月20日に開かれる選挙管理委員会で決まり公表される。
これまでに同選への出馬を表明した人はいない=2月5日起稿。
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