(PR)
元旦 歯科レポート 「心と口」にピッタリの入れ歯を 入れ歯カウンセラーの横山智美さん
日々進化する歯科現場。働くスタッフたちは熱い思いを抱いている。「入れ歯カウンセラー」で歯科衛生士の横山智美さん(市内菖蒲沢・ひらの歯科医院勤務)もその一人。「目指すのは『後悔しない入れ歯』。治療の終着駅のような存在になりたい」。
「子どもの結婚式に、歯抜けで参加するのは恥ずかしい」「母が入れ歯を外して食事をしてるのが気になって」――。
同院に寄せられる相談は多種多様。横山さんは入れ歯専門の歯科衛生士として、治療前のカウンセリングと相談を担う。「”いい入れ歯”を求め何院もはしごされた方も。『もっと早くに知っていれば』と涙ながらに喜ばれると、私も胸が熱くなります」と微笑む。
もっと”いい入れ歯”にしてあげていれば
横山さんの入れ歯への思いは強い。「当院でもインプラントを扱っていますが、『手術は怖い』という方、持病や歯の状態で施術できない方もいます。実は入れ歯にも『自由診療・保険診療』の選択肢があります。両者の違いは、治療時間や素材、設計の幅。強度はもちろん、その人に細かく合わせた調整ができ、補助剤など使用することなくズレや痛みのない入れ歯を目指すもの」と説明する。
横山さんの転機は7年前、祖父の急死だった。「最期の会話が『入れ歯が当たって痛い』だったんです」。当時保険の入れ歯を使用していたが、本人の要望もなく困っているとは思ってもなかった。「ショックでした。もっと”いい入れ歯”にしてあげていれば」
同じ思いを抱き、後悔する人が多いことを知った横山さんは、大学で入れ歯治療を専門とし、開院以来22年に渡り5000件超を手掛けてきた同院の平野院長に相談。歯科衛生士という立場を活かし、専門知識を学び、カウンセリングに取り組むことになった。
相談で気を付けているのは『大丈夫』の言葉。「我慢できるから大丈夫」などの理由の人も多く、「祖父もそうでしたが『大丈夫』は『そのままでいい』とは限らない」と力をこめる。
送迎サービス開始 スペア義歯も
最近気になる症例は「長年の合わない入れ歯で、かみ合わせ自体にゆがみが出ているもの」。顔の筋肉が衰え、実年齢より老けて見られると悩む人もいる。
横山さんに限らず「患者さんのためになにが一番か」を大切にするのが同院の特徴。
「知人に評判を聞いて」と遠方からの来院者が増えたことを受け、今年から通院者向けの送迎サービス開始も予定している。
「無くした」「ペットがいたずらを」というトラブルにも、スペア義歯のサポートを行っているので安心だ。
院長に依頼した新しい入れ歯を付けた祖母がおせんべいをバリバリ食べる姿を見るたび「後悔する方を無くしたいとの思いが強くなる」と横山さん。「ご本人に限らず、ご家族の方も、気軽に相談してください。『心とお口』にピッタリの入れ歯、見付けましょう」【取材協力:ひらの歯科医院】
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>