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消防士が語る 能登での救助活動

社会

公開:2024年2月2日

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輪島朝市の火災現場で活動する海老名市の消防士=海老名市消防本部提供
輪島朝市の火災現場で活動する海老名市の消防士=海老名市消防本部提供

 能登半島地震の緊急消防援助隊・神奈川県大隊に派遣された海老名市消防本部の消防士3人がこのほど本紙の取材に応じ、被災地での救助活動の様子を語った。

 大隊の第1次派遣隊は1月9日に県内23市町から集まった78隊284人で組織され、石川県能登町を拠点に活動にあたった。9日から29日まで同隊に参加した海老名市の消防士は42人。能登町から30キロ離れた輪島市山間部の大規模土砂災害現場で行方不明者を捜索し、大規模火災に見舞われた輪島朝市通りでは人骨収集にもあたった。

 第1次派遣部隊で海老名市部隊の隊長を務めた同市消防本部の和田優一さん(45)=西分署は、6人の部下と土砂崩れの現場に入り救助活動にあたった。和田さんらは9日午前7時半に厚木市内の県消防学校で大隊に合流。10日午後7時に能登半島北東部の能登町入り、11日は終日、宿営地の設営や雪かきに追われた。12日は朝から25キロ先の輪島市町野町に移動し、幅約600メートルの土砂崩れで埋まった家屋の捜索にあたった。

 和田さんは「宿営地到着までに1日半を要した。道中の給油で2時間以上待機し、救助に向かう道中では孤立地域に入るため雪山を1時間半歩くなど想定外のこともあった。倒木や巨大な岩が散乱する道無き雪上を歩く捜索現場は緊張の連続だった」と振り返った。

 朝市通りで捜索にあたった今井克也さん(42)=西分署は「小5の子どもに『死なないでね』といわれて海老名を出た。家族の支えもあり任務が全うできた。焼け野原と化した現場を見て言葉を失った」と話した。

 1月30日現在、第8次派遣隊の30隊100人が現地で活動を続けている。1〜8次派遣では延べ1636人が派遣された。

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