およそ600世帯が暮らす国分南のマンション「ルネ・エアズヒル」の住民4人が10月28日(金)から30日(日)までの3日間の日程で、ボランティアバスツアーを企画した。マンションの住民とともに岩手県陸前高田市でボランティア作業に当たる計画。
4人は6月に市などが企画したボランティアツアーに参加。津波被害を受けた釜石市内で汗を流した経験を持つ。
同じマンションに暮らしているが全く面識はなく、参加した日程もまちまちだった4人だが、家族同士が知り合いだったことから、連絡を取り合うようになり、「継続的に被災地を支援することはできないか」と話し合いをスタート。バスを手配し、マンションの住民とともに被災地へ出向き、ボランティア活動を展開するツアーを企画・運営することを決めた。
7月上旬に「ルネ災害ボランティアの会」を設立しツアーの実施へ向け、ボランティアバスを運行している「神奈川災害ボランティアネットワーク」にバスの提供を依頼した。この動きにネットワーク関係者も賛同し、バスの提供を快諾。市民主導のボランティアバスの運行が実現へ向け、加速した。
その後、宿泊先や食事場所などについて陸前高田市の災害ボランティアと宿泊場所や食事面など、詳細の打ち合わせが重ねられていた。すでに20人ほどの参加が決まっているという。
同会の雨森和広さんは「被災地は長い支援が必要だ。より多くのルートで被災地に入る機会が増えることが大事。またこのようなツアーを通じて、被災地支援はもちろんだが、マンション住人の防災意識が高まるきっかけになれば」と話している。
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>