大谷小4年の郡司莉子さん(10)が熊本県内で行われた「第13回ABCバドミントン大会」の3、4年生を対象にした部門を1セットも与えない「完全制覇」で制した。一昨年には1、2年生の部でも優勝しており、2度目の日本一となる。
都内のクラブチームに籍を置くことから東京都の代表として大会に臨んだ郡司さんは、昨年の大会で準優勝していたため地方大会を免除されて本選に出場した。
予選リーグ2試合を相手にセットを与えず圧倒。順当に駒を進めた決勝トーナメントでもその勢いは止まらない。準決勝までの4試合でも相手を寄せ付けず、被セットゼロの状態で2年連続の決勝戦に進出を決め、完全制覇への期待が高まった。
決勝では山梨県の代表と対戦。ここでも得意とする攻撃的なスタイルでゲームを支配し、第1セットを21対10、第2セットを21対13で制し54人が参加した3、4年生部門の頂点に立った。
郡司さんは完全制覇での日本一となった今大会を振り返り「昨年、負けたのが悔しかった。今年は絶対に優勝するつもりだったから、とても嬉しい。みんなの応援があったからこそ」と話した。
友と誓った日本一
「今年は絶対に優勝しよう」。大谷小の同級生で今夏、卓球の全国大会を制した山崎美柚さんと昨秋、誓い合った。
競技は違うものの互いに昨年、準優勝で悔し涙を飲んだ仲。今回、共に日本一を手にしたが、2人とも「将来は五輪で金メダル」と将来を展望する。
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