海老名市民の人口が初めて13万人を超えたことを記念して4月26日、市役所で式典が開かれた。市制が誕生した1971年以降右肩上がりで増加しており、88年の10万人到達以降も93年には11万人、2003年には12万人と順調に数をのばしていた。
式典は、今年3月30日の住民異動で13万58人を記録したことを受け、同日に出生届を提出した家族を招待し執り行われた。あいさつに立った内野市長は「賑わいのある海老名で健やかに成長してもらいたい」と話し、出席した家族に記念証書を手渡した。
市によると、鉄道3社の乗り入れや圏央道開通など交通の利便性に加え、海老名駅西口地区の「まち開き」など、市の魅力が高まっていることなどが増加の要因として考えられるという。小田急鉄(株)が開発を進めている駅間地区の大型マンションの建設計画があることなどから、今後も人口増を見込んでいる。
2060年まで維持
一方で、全国的に進む少子高齢化は海老名でも課題になっており、長期でみると人口は減少していくと予想されている。これを踏まえ、市では子育て環境の充実や婚活支援、安全安心なまちづくり、市外へ向けたシティプロモーション活動などを展開する施策「人口ビジョン・総合戦略」を昨年2月に策定。出生率の向上や転入の促進を図り、2060年の目標人口を12万9千人に維持するとしている。
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