市内の文化発展に寄与する活動を続けている「海老名市文化団体連合会」(佐藤よし江会長)が創立60周年を記念し、5月29日(日)に式典を開催する。当日は舞踊団体の代表者が流派の垣根を超え「総踊り」を披露するほか、落語家・立川晴の輔氏の公演などが行われる。
同会は市内で活動する文化団体の連合組織で、約530人が所属している。1956年に短歌と俳句の団体が発足させた「海老名町文化協会」が始まりだった。
その後、海老名小学校で文化祭(現市民文化祭)を開催するなど活動が盛り上がり始めたことから、72年に名称を「市文化団体連合会」に変更。創立40年を迎えた96年には最盛期となり、会員数は約860人まで膨れ上がった。
現在は、日本舞踊や三曲、茶道、盆栽など12部会に分かれ毎年春と秋に文化祭を開催し、市民に活動の魅力を伝えている。
流派超え初の試み
創立記念式典では、過去の写真や活動紹介動画が上映されるほか、所属団体代表者らが流派の垣根を超え共に踊る初の試み「総踊り」を披露する。
また、立川志の輔門下の真打ちで、テレビなどにも出演している立川晴の輔氏の落語公演も行われる。
佐藤会長は「先人たちが積み重ねてきた団結力と努力の賜物として、今の団体があります。次世代に文化を継承していくことは、とても大切なこと。各団体が日頃の成果を発表する場になっているので多くの方に見て頂き、文化の高揚になれば幸いです。ぜひ、会場にお越し下さい」と呼び掛けている。
記念式典と同時に開催される「春季文化祭」は5月28日(土)・29日(日)の午前10時から午後4時まで。場所は海老名市文化会館。問合せは市文化スポーツ課【電話】046・235・4797へ。
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