海老名運動公園で8月27、28日に行われる「いきものがかり」のライブを目前に、市内が熱を帯びている。来場者に海老名を満喫してもらおうと、ライブとタイアップしたさまざまな催しが企画されている。
海老名市ゆかりのメンバーで構成される人気バンド「いきものがかり」が、結成10周年を記念して行う「超いきものまつり2016 地元でSHOW!!」は、2日間で5万人の動員が見込まれているビッグイベント。多くの観客が訪れるこの機会に海老名市をPRするため、さまざまな催しが企画されている。
「飲食店MAP」を配布
6月に発足した「飲食店MAP実行委員会」(石塚浩一実行委員長)では、ライブの観客に市内の店舗を訪れてもらおうとガイドマップを企画・作成し、8月13日から配布している。
マップには飲食店など約100店が掲載。タクシー会社なども載せることで、ライブ終了後に安心して市内で食事を楽しめる内容になっている。イベント当日も海老名駅や厚木駅の駅頭での配布を予定している。
縁をテーマにフェス「いきものばっかり」
ライブ当日、運動公園内の多目的広場では、市制施行45周年記念行事として、いきものがかりとの縁をテーマにした催し「いきものばっかり」が実施される。午前11時頃から開始。
多目的広場内にステージが設けられ、地元学生バンドや合唱団がいきものがかりの楽曲を歌うほか、市内で活動するダンスユニットが曲に合わせてパフォーマンスを行う。
ステージ発表の合間には、メンバーの友人らによるトークイベントを実施。また、司会はボーカルの吉岡聖恵さんが在籍していた海老名高校放送部が務めるなど、イベント全体を通して縁深い人たちによって構成される催しとなっている。
地元の魅力伝えるゆかりの写真展
河原口の「河の手ギャラリー」では、8月27・28日、9月10・11日に、海老名・厚木の「いきものがかり」ゆかりの場所に特化した写真展が行われる。
当日は、地元の風景写真約50点が展示されるほか、海老名・厚木の風景が描かれている歌の歌詞を掲示するなど、地元とメンバーの関わりを詳しく知ることのできる企画となっている。
各日午前10時から午後5時までで、入場無料。
公共交通機関での来場市が呼びかけ
当日は、会場には駐車場がなく、駐輪場も数に限りがあるため、市では公共交通機関での来場を呼びかけている。
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