県はこのほど、独自の工夫で業務改善・業績アップを成功させた中小・小規模企業を「神奈川がんばる企業」として認定。市内からは「優成サービス(株)」(国分南・八木正志代表取締役社長)と「(有)深沢製作所」(本郷・石井英郎代表取締役社長)の2社が選ばれた。
「神奈川がんばる企業」は、中小企業の社会的認知度と従業員のモチベーション向上を図るために昨年初めて創設されたもの。今年度は条件をクリアした県内企業41社が選ばれた。
外出困難な人の支援
「優成サービス(株)」は、障害者や高齢者が外出時にもトイレに困らないよう移動できる「福祉バイオトイレカー」を開発。全国各地のイベントでの利用や、被災地でも活躍を見せている。また、一昨年から同トイレカーが公用車としても使用されている。同社の八木代表は「日本は平和な国だからこそ、世界からも認められる福祉国家を目指して、障がい者に目を向けて欲しい。多くの人に活動を知っていただき、広めていきたい」と話す。
食品の安全を支える
一方の「(有)深沢製作所」は来年60周年を迎える企業。食品検査装置の部品加工において、要求寸法公差が厳しい装置部品やステンレス加工に対応し、売り上げを拡大した事が受賞につながった。取引先となる大手電子機器メーカー「アンリツ」からも数々の表彰を受けるなど、独自の強みが評価を受けている。石井代表は「受賞は嬉しい。これからも実直に取り組んでいきます」と話した。
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