「武井いちご園」(本郷5130)で栽培している”海老名イチゴ”が、ベルギーで開催された国際味覚審査機構(iTQi)のコンテストで「金星2ツ」の評価を得た。武井哲也代表は「旬の時期からずれこんでの出品となったが、挑戦した事には満足。また来年もチャレンジして次は三ツ星を狙いたい」と高みを目指す。
国際味覚審査機構は、世界中の食品や飲料品の味を審査・表彰する機関で、ヨーロッパの権威ある調理師協会や国際ソムリエ協会の会員らが審査を担当。食品の優劣を競うものでなく、長所に焦点を当てて香りや食感、味覚などの基準で評価する。総合評点70点以上の食品は、点数に応じて3段階の星の数で表すことから「食品のミシュランガイド」とも言われているものだ。
今コンテストにおいて、海老名イチゴは審査員から認められ二ツ星として「優秀味覚賞」を受賞。3年間にわたり、この称号をうたうことができる。
鮮度の保ち方に苦慮
コンテストでは多くの加工品が出品される中、”生鮮食品”で挑んだ武井代表。旬の時期でないイチゴの栽培を調整し、最適の状態でベルギーに持ち運ぶために、苦慮したのが「輸送手段」。鮮度を保つために最新の特殊なナノバブルを使い、梱包にも工夫を施し空輸で現地に運んだ。
コンテストを終えて武井代表は「あと少しで目標としていた”三ツ星”だったので非常に悔しいところ。普段の栽培でもそうですが、今回の出品に向けても多くの方に協力をいただいたので、感謝をしたい」と話した。
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