2年ごとに神奈川県などが主催する神奈川県消防操法大会が7月27日に厚木市の県総合防災センターで開かれ、ポンプ車操法の部で海老名市、小型ポンプ操法の部で座間市が優秀賞を獲得した。海老名市は3位、座間市は4位だった。
消防団が初期消火の技術などを競う県消防操法大会は、5人一組の「ポンプ車操法の部」と、4人一組の「小型ポンプ操法の部」があり、隔年で開催されている。海老名、座間の両市は輪番制で出場する消防団を決めている。
54回目の今大会は、2020年に開催予定だった第52回と、順延で翌年開催となった第53回大会がいずれも新型コロナの影響で中止となり、18年以来4年ぶりの開催となった。さらに当日も雨で1日順延された。
この日は、「ポンプ車操法の部」に3市3町から6消防団、「小型ポンプ操法の部」には14市2町1村から18消防団(横浜2団)が出場した。
海老名市
海老名市は、市南部の杉久保地区などを担当する第10分団(金子龍哉分団長)が出場した。金子分団長は「優勝を目指していたので正直に言って悔しいが皆で力を尽くした」と話し、3番員の金指恵太さんは「訓練を通じて日ごろは遠い存在の本部職員の皆さんと交流できてよかった」と、大会に臨む準備の意義を語った。◎指揮者/金子龍哉、1番員/金指隆太郎、2番員/渋木一輝、3番員/金指恵太、4番員/山田祐也、補助員/宮台一、登録/和田智博、鈴木健之―敬称略。
座間市
座間市は、入谷地区の第1分団(大澄紀幸分団長)が代表で出場した。大澄分団長は「家族や仕事の時間を訓練に費やしてくれた団員が一致団結し、長い準備期間を共に過ごした。悔しい結果ではあったが心からお疲れさまといいたい」と話した。◎指揮者/美濃口集、1番員/飯島諒哉、2番員/田中貴大、3番員/古木普総、補助員/北沢寛―敬称略。
綾瀬市を含め、各市で消防団員が不足している。消防団員として地域貢献を希望する人は各市へ。海老名市【電話】046・231・0394、座間市【電話】046・256・2412、綾瀬市【電話】0467・76・2113。
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