中学生硬式野球「海老名リトルシニア」(飯塚良二監督)が8月5日、全国から32チームが参加した日本選手権大会で3位入賞を果たした。全国ベスト4に入るのは、同チーム創部以来初の快挙となる。
海老名リトルシニアは6月に行われた関東予選で、204チームが乱立する中でベスト8入りし、4年ぶり6回目となる日本選手権への出場権を獲得した。
これまでのチーム最高成績は全国ベスト8。今大会では、まずはここを目指し練習に臨んでいた。
海老名リトルシニアは、初戦を7対0で順調に突破。2回戦では延長戦の末逆転勝利を収め、3回戦も危なげなく勝ち進んだ。続く準決勝では一進一退の攻防を繰り広げたが、3対4で惜敗した。
3位決定戦では、相手に3点の先制を許したものの、後半に勢いに乗り、8対3で圧勝し、創部史上初となる全国ベスト4入りを達成。目標を大きく上回る結果となった。
現在、チームの主軸となっている選手たちは、昨年の「神奈川2年生大会」で優勝経験があるなど、周囲から期待を寄せられていた。しかし、新チーム初戦となった昨年秋の南関東大会では2回戦敗退。今大会では、悔しさをバネに重ねた練習が結実した。
大会を振り返り、主将の鵜沢悠生さんは「自分たちの代が始まった頃はなかなか勝てず、悔しい思いをしてきた分、全国3位という結果は素直に嬉しい」と笑顔を見せた。
飯塚監督は「日本選手権参加チームの中で、海老名リトルシニアは最も打率が低かったが、試合を重ねるごとに弱点を克服していった。悔しい場面もあったが、よく粘ったと思う」と選手たちを称えた。
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