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鎌倉版 公開:2016年7月8日 エリアトップへ

由比ヶ浜監視所の監視長を務める 今野 恵さん 大町在住 21歳

公開:2016年7月8日

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「鎌倉の海を守り続けたい」

 ○…7月1日に海開きした、由比ガ浜海水浴場。毎年大勢の人で賑わう海岸の安全を守っているのが、「鎌倉ライフガード」のライフセーバーたちだ。今年度の監視長として、屈強なメンバーたちを束ねている。「誰もが安心して楽しめるビーチになるよう、チーム一丸となって取り組んでいきたい」と意気込む。

 ○…川崎市出身。幼いころから水泳に打ち込み、高校ではリレーでインターハイ出場を果たすも「限界を感じていた」という。神奈川大学入学後、いったんはバドミントンサークルへ。しかしラケットの扱いに苦戦し「自分らしくできるスポーツを」とライフセービング部の門を叩いた。同部の部員たちは海水浴シーズンになると、各地のライフセービングクラブに所属する。「父のウインドサーフィンに付き合って坂ノ下にもよく来ていたので、親近感があった」と鎌倉での活動を決めた。

 ○…鎌倉ライフガードは1989年に発足。30年近く鎌倉の海を守ってきた先輩セーバーから多くを学んでいる。「道具の整理整頓など、作業の一つ一つに理由がある。一分一秒を争う『いざ』という時のための準備が大切だと教わりました」。ひたむきに努力するその姿に、最近では地域の人から声をかけられることも増えてきたという。「パトロールや練習中に『頑張って』と言われると嬉しい。温かく受け入れてくれた場所だからこそ、しっかりと安全を守りたい」と語る。昨年夏には住まいを鎌倉に移し「毎朝練習できるから楽しい」と微笑む。

 ○…現在は9月に控える学生時代最後の大会に向けた練習にも力が入る。「競技では波は穏やかな方が好まれるけれど私は風が強く荒い時が好き」と白い歯を見せる。「学生時代だけの思い出にしたくない」と卒業後も活動を継続するつもりだ。「ずっとこの海を守りたい。鎌倉に関われる仕事を見つけたいですね」と力強い眼差しで語った。

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