瀬谷区版 掲載号:2012年6月14日号

瀬谷地区3つの合唱団の指導に当たる指揮者兼作曲家

橋本 剛さん

町田市在住 41歳

音に命を吹き込みたい

 ○…「びっくりするくらい良いものが出来たんですよ。聴いてくれた人はきっと何かを感じてくれるはず」と、満面の笑みで話す。東日本大震災などの被災者にエールを届けるためスタートした「歌おうNIPPONプロジェクト」。この企画に賛同、指導に当たっている瀬谷の3つの合唱団を含む6団体を率いて5月末に合同録音会を行った。「お陰で僕や団員は、新しいステップを踏めました。一緒にやる仲間もどんどん増えて、本当に幸せ」と喜びを隠せない様子。

 ○…相模原市出身。「父が音楽好き」と幼い頃からジャズやクラシック、映画音楽などに囲まれて育つ。高校時代には男声合唱団グリークラブに所属。自作の合唱曲で指揮も務めた。東京藝術大学作曲科在学中には、奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門優勝など数々の賞を受賞。その後、テレビ番組や高校の講師、舞台音楽監督などを歴任し、現在は、指揮者として複数の団体の指導をしながら、作曲・編曲活動を続けている。

 ○…「たくさんの人に愛される曲が作りたい」と目を輝かせる。ここ数年の曲作りは、合唱の組曲が主に。「みんなで楽しんでもらえる曲を、100曲書きたいと思っているんです」。年平均3〜4曲ほどの組曲を制作、現在までに約20曲作り終えた。まだ先は長く思えるが「指揮をしながら作曲するのが、楽しくて仕方ない」と生き生きした表情を見せる。時には、音符を書きながらコーラスの人に歌ってもらうこともあるそう。「歌う人の表情とともに音のイメージも広がって、音符が生き物の様に感じるんです」。続けて「どうしたら音に命を吹き込めるか、いつも考えてるんですよ」と、熱い眼差しで語った。

 ○…休日はのんびり過ごす。「東京散歩にはまってて。蕎麦屋ありきなんですけど」と、楽しそうに教えてくれた。蕎麦がとにかく好きで「美味しいお酒をちょっと飲んだ後が、またいい」と恥ずかしそうに笑った。
 

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