旧上瀬谷通信施設への花博招致が本格化―― 熱血市政レポート LRT導入を推進 横浜市会議員 花上(はなうえ)喜代志
私は4年前、議会で林文子市長に「旧上瀬谷通信施設の返還を実感できるビッグイベントを開催すべき!!」と提言しました。そして今、跡地に「国際園芸博覧会」を招致する動きが本格化。2026年開催を目指し、6月5日に検討委員会が開かれ、年度内には基本構想案が固まる予定です。
跡地発展と花博実現のため、私が訴えているのが次世代型路面電車システム「LRT」の導入です。瀬谷駅を中心に環状4号線沿いに軌道を敷き、北は十日市場駅方面、南は立場駅方面に走らせる構想です。
私の提案が市と国を動かし、昨年には国の交通政策審議会が国交相に対して「跡地利用にあたりLRTなどの検討を行うように」との答申を出すなど、具体的な検討に入っています。
成功例を視察
LRTによって成果を挙げている先進都市の富山市を4月に訪問し、現地調査してきました。富山市では、駅周辺路線の高架化に伴い2006年にLRTに移行。「公設民営」で運営されており、2015年度は利用者数200万人超で、黒字経営。低床式で静音性も高く、老若男女の「身近な足」として重宝されています。
人口減少と高齢化が進む現代。持続可能な街づくりのため、LRT導入への意欲をより強くしました。
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