神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2017年3月23日 エリアトップへ

横浜市体育協会によるスポーツ功労賞を受賞した 飯沼 宏氏さん 阿久和東在住 62歳

公開:2017年3月23日

  • LINE
  • hatena

縁の下から支える

 ○…競技の普及に貢献した人などに毎年贈られる「横浜スポーツ表彰」。瀬谷区のスポーツ推進委員として18年間、4年前からは副会長として活動し、秋に行われる「瀬谷ふるさとウォーク大会」では実行委員長を務めるなど、地域活動に熱心な点が評価された。それでも、「他の受賞者の皆さんは活動歴が長い。自分はまだ先のことだと思った」と至って謙虚。全体の先頭に立ちつつ、自身は縁の下の力持ち。穏やかな笑顔がその姿勢を物語る。

 ○…地域活動に関わるきっかけは、自治会対抗ソフトボール大会への参加だった。その後声がかかり、40代の頃、スポーツ推進委員の前身となる体育指導委員に。「普段働いていると知り合えない人とも顔見知りになれたのは良かった」と語る。瀬谷ふるさとウォークの実行委員長を務めながら、自らポスターやコースガイド作成も手掛ける。実施時期を変更するなど、ここ数年内容に動きが。「周知不足が反省点。より楽しんでもらえるようコースを検討中」。歩く中で新たな発見がある、そんなウォーキングの魅力を発信する。

 ○…出身は福島県いわき市。中学高校時代はアマチュア無線機に夢中になり、捨てられている部品を集めて組み立てるなど、工作に打ち込んだ。大学でも無線工学研究会に所属。野球の試合で応援席にマイクとスピーカーを置き、応援団の声を拡張するという方法で盛り上げたことも。「いろいろ工夫するのが面白かった」と振り返る。現在は、産業用コンピュータの技術開発やサポートを行う。「趣味がいつの間にか仕事になった」と笑顔を見せた。

 ○…「孫が大きくなったらキャッチボールがしたいんだ」。近くに住む4人の孫たちの話になると、表情が一気に和らぐ。現在、推進委員として、カローリングなど新たなスポーツ競技の実施を計画中。「親子でできるものがもっと増えたら」。地域の将来を考え、今できることに挑戦していく。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook