神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2016年12月8日 エリアトップへ

鶴見区民生委員児童委員協議会の会長を務める 神保 修治さん 平安町在住 75歳

公開:2016年12月8日

  • LINE
  • hatena

得意技はコミュニケーション

 ○…「横浜市は75歳が定年なんだけど、誕生日またいだから延長しちゃった」。福祉に関する地域の身近な相談役として、厚労省から委嘱され活動する民生委員。任期は3年。3期目となる会長に再任された。「会長といっても行政とのパイプ役」。担当地区では各委員の活動を手書きでまとめ、区へ報告。市の理事など、区会長の肩書にともなう役職も多く、「威張れるものじゃない」と笑う。

 ○…生まれも育ちも鶴見。小学校6年生から平安町住民だ。市会議員だった父の影響もあり、若いころから地域での活動は近くにあった。民生委員に推薦されたのは40歳のとき。まだ現役バリバリの会社員だった。「土日のみの下っ端だったよ」。だが、一人暮らしの高齢者などを訪問する活動は、当初抵抗があった。「元気ですか?って、一人で行くのはちょっとね」。どっぷり浸かり始めたのは60歳で定年を迎えたあとのこと。「福祉活動は嫌いじゃないんだろうね。人と会うのが得意だから」

 ○…カレンダーと手帳、最近変えたスマートフォンには予定がびっしり。人とのつながりが大事だと、会合などには極力出席するからだ。民生委員のほかにも、保護司を30年、町会では副会長を務めるなど多忙を極めるが、「息抜きは自分次第」と意に介さない。「妻は呆れている」と自嘲しながらも、「理解があってこそ」ともいう。

 ○…高齢化による業務量の増加に加え、担い手不足もある。最近では災害時の要援護者の支援法など、課題は山積している。最後の奉仕となる3年間。区内17ある各地区に顔を出し、地域でどんな問題があるか見極めたい。自身の経験も踏まえ、円滑な活動のために町会役員になることなども勧めていきたい。理想的なのは、民生委員だからではなく、隣近所、地域全体で高齢者や児童の見守りなどの福祉に取り組むまちになること。そのために、地域のつながりの先導役を担う。

鶴見区版の人物風土記最新6

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook