鶴見区版 掲載号:2017年3月16日号

知的障害児者の余暇活動グループ「あらじん」の代表を務める

長谷山 景子さん

市場上町在住 64歳

一歩ずつ成長見守りたい

 ○…4月2日の世界自閉症啓発デーを前に開催される、横浜市の啓発イベントに、代表を務める「あらじん」が出演。障害のあるメンバーがダンスを披露する。あらじんは、障害のある子と保護者、ボランティアが、様々な自主活動を通じ成長支援や交流を図る地域訓練会から生まれたグループ。2003年から和太鼓の演奏、12年からはダンスを始め、元宮の地域活動ホームもとみやで練習に励む。ダウン症の息子はメンバーの一人。自身は会場準備などを担い活動を支えてきた。「息子はダンスが大好き。皆表現力は抜群。発表し、褒められることが子ども達の自信になっている」と誇らしく微笑む。

 ○…障害のある息子が生まれたのは25年前。3人目の子どもで初めてのことだった。「まさか」「この先どうしよう」。驚きや不安がよぎった。救いは長女・長男の存在。障害関係なく弟の誕生を喜びかわいがっていた。「2人の姿を見て、私がまずかわいがってあげなきゃと気づかされた」。同じ立場の親子に出会えた訓練会の活動も力になった。「私だけじゃないと勇気をもらった。自分の息子を『かわいい』と褒めてくれることがうれしかった」

 ○…地元は中区。幼い頃から海外のテレビ番組で流れるジャズ音楽に親しみ、学生時代は中華街のバーへ生演奏を聞きに行った。今でも知人の演奏家のコンサートをスタッフとして手伝うほど、ジャズは身近な存在。歌舞伎などの演劇や映画も趣味。「本物を見せてあげたい」と子どもたちと鑑賞することもあるという。

 ○…「障害を受け入れるまで10年。自立はずっと先のことだと思っていた」。2歳まで歩けなかった息子は一歩一歩成長し、就職し働くまでになった。「障害があっても皆と同じように暮らし、輝いている。彼らの舞台からその素晴らしさを知ってほしい」。将来大人になった子どもたちのステージを楽しみに、成長を見守り続けていく。

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