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瀬谷区版 公開:2011年1月20日 エリアトップへ

スーパーで「ノントレー大作戦」 区民、スーパー、行政が協力しごみ減量啓発運動

社会

公開:2011年1月20日

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「この容器、本当に必要?」
「この容器、本当に必要?」

 区内の課題解決などに取り組む「瀬谷区のまちづくり区民の会」が、区内のスーパーや市、区と協力し「瀬谷からノントレー大作戦!」を行う。ごみ減量の啓発が狙いで、1月22日(土)にそうてつローゼン三ツ境店で「生鮮エコ朝市」を開催。区民の提案で販売店や行政ともにノントレー運動を行うのは市内で初めて。

 同会は区内のスーパー2店と協力し、発泡スチロールのトレーに入っていない生鮮食品を特別価格で販売する「生鮮エコ朝市」を開催。1月22日(土)にそうてつローゼン三ツ境店、2月12日(土)にFUJI橋戸店で実施する。午前10時から正午。

 同会が展開するプロジェクトの一つ「地球に優しいごみプロジェクト」のメンバーが、ごみの分別だけでなく、ごみを出さない「リデュース」の意識を区民に広めたいと発案。消費者が手軽にできる取り組みをと、食品のトレーに着目、具体的な実施方法を区内のスーパーなどと検討し、朝市のイベントを企画した。

 目的は、トレーを減らすだけではなく、同会主催のイベントなどをきっかけにリデュースやエコについて関心を持ってもらうこと。同会は「会のメンバーや町内会の役員に協力してもらい、例えば鶏肉を買う時、トレーと袋が並んでいたら、ごみの少ない袋のものを買うようにするなど、消費者が選択できる目を持てるよう伝えていきたい」と話す。

減量意識 市全域に

 企業や家庭でそれぞれエコ活動が行われている中、この取り組みの特徴は、消費者と販売店、行政が意見交換をしながら、区ぐるみで環境活動を企画していることだ。消費者、販売店がそれぞれの立場からエコ活動の工夫や難しさを話し合う。今回朝市に参加する富士シティオ(株)の玉井武志部長代行は「会では消費者の生の声が聞けて、店舗の苦労なども伝えられる。両者にメリットがある企画を考えることができる」と話す。

 また、昨年10月に横浜市が立ち上げた、市民のリデュース活動を応援する機関「ヨコハマR(リデュース)ひろば」もこの運動を支援。区内での取り組みをもとに、市内全域に活動を広げる構想もある。同会は「将来は区内の全てのスーパーと協力したい。朝市のほかにも、販売店と話し合い消費者にリデュースを啓発できる企画を、瀬谷から発信したい」と話している。
 

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